地域課題解決の
取組事例
みさとと。pay事業 地域内消費喚起
町内加盟店89店舗(R7.9.1)
町内加盟店89店舗(R7.9.1)
美郷町商工会
支援分野
- 地域内消費喚起
- 外貨獲得
- 生活機能の維持獲得

- 地域経済の状況と課題
- 長年続く少子高齢化の影響により、人口はH2.7,600人~R6.3,900人に減少。
それに伴い、小売店・飲食店も減少している。
これらの負のスパイラルにより消費額の減少・消費流出が問題となっており、
一つの解決策としてみさとと。pay事業による町内消費喚起・消費流出抑制に
取り組んでいる。
- 事業の内容
- 町民(小学生以上)は自動的にみさとと。payカードを付与。
みさとと。payに現金チャージし電子マネーとして町内加盟店での買い物(110円で1pt)することによりポイントを獲得。ポイントは1ポイント=1円として加盟店での買い物に利用可能。美郷町から定住ポイントとしてみさとと。payポイントが付与される(転入・結婚・誕生・就職など)
R6よりアプリ化、クレジットなどからチャージが可能となり、スキャン払することが可能となった。また残高確認・利用履歴・チャージ・加盟店情報・運営からのお知らせなどを全てアプリ内で行うことができ、利便性は格段に向上した。
イベント毎に行政や観光協会・社協と連携し来場ポイント付与、導入ポイント付与などイベント事業を行っている。
- 事業の実施体制・参画者の役割
- 美郷町:カード保有者情報管理・企画立案
美郷町商工会:pay事業運営・事務局
町内参画事業者=加盟店(会員・非会員問わず加盟可能)89店舗
- 地域・事業者にもたらした事業の成果・効果
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本年は2年ぶりに半額まつり(購入金額の50%ポイントバック 上限あり)を実施、月平均6,000千円の電子マネー利用であったところ、実施期間(8/1.-8/31)は約70,000千円ほど加盟店での売上に繋がった。地域住民はこのタイミングに合わせ、家電・タイヤ・草刈り機など加盟店での購入をしていただいている。日々の食料品の買い物も地域内小売店の売上が伸びており、消費喚起と消費流出抑制に効果があったと思われる。
イベントだけでなく、加盟店が独自サービスや、キャンペーンを考案・実施するよう促していき、加盟店同士の相乗効果でより効果が高まっていくことを期待している。



