企業支援事例
建設業 その他
ドローンを活用した新事業部門の立ち上げ
- 事業所名
- 有限会社三上建設
- 業種
- 新事業部門「ジャパンアグリサービス島根」を立ち上げ、ドローンによる農薬散布代行や農機自動操舵システムの整備販売など農業分野への取り組みをスタート
- 支援分野
-
- 従業員数
- 3人

- 相談内容(課題)
- ■現在の経営状況(現状)
令和6年から新事業部門である「ジャパンアグリサービス島根」を立ち上げ、ドローンによる農薬散布代行、農業用ドローンや農機自動操舵システムの整備販売など、農業分野への取り組みも始められました。
新事業への取り組みは、2年前に写真測量用ドローンを導入した事がきっかけです。子どもの頃からラジコン好きだったこともありますが、実際に導入してみて、効率的に作業が行えるなどドローン事業は広がる可能性があり、測量以外にも様々な分野で活用ができるのではないかと感じました。多くの水田がある当地で、まずはドローンによる農薬散布代行等の農業分野へ進出しようと考えました。
■相談内容(課題)
ドローン事業の事業化にあたっては、農薬散布用機体の導入や操縦資格者の増員などの初期投資と人材確保が大きな課題となり、その対応について商工会に相談しました。
- 支援内容
- 人材開発支援助成金などの補助事業活用の提案を受け、補助事業計画書の作成や実績報告について支援をしていただきました。また、情報発信も必要と考え、新部門のホームページ開設やSNSの活用について専門家を派遣いただいて指導を受けました。町の単独補助事業を活用し、農業用ドローンを追加で導入、機会損失・散布業務遅延のリスク回避を目的として取り組みました。
- 活用した支援策
- 人材開発支援助成金:ドローン資格取得
専門家派遣:新部門のホームページ開設
商工業持続化支援事業(町単事業):農業用ドローン導入 - 支援の成果
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4月に新部門を立ち上げたばかりで、まだまだ利用者や購入者は少ないですが、問い合わせは増えてきており、手応えは感じています。地道にPRを行っていきたいと思います。
- 今後の目標等
- ドローンは30㎏程度の荷物が運べ、険しい山林等への資材搬入も可能です。現在、ドローンを活用した物流の事業化を行おうと準備を進めています。
- 事業者の声
- 念願の「ドローンの事業化」の第一歩を踏み出すことができました。勝部指導員にはお忙しい中、親身になって支援いただきありがとうございました。ドローンを活用した新分野への挑戦について、引き続いての支援をお願いします。
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事業所名:有限会社三上建設
